頭痛とは
頭痛には大きく分けて次の2通りがあります。
一次性頭痛:脳や頭蓋内・頭頸部の組織に異常の確認できない頭痛。
(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛が主なものです)
二次性頭痛:原因疾患の存在する頭痛(脳血管障害、脳腫瘍、外傷、感染など)
日本においては、15歳以上の人における慢性頭痛の有病率は約40%(片頭痛8.4%, 緊張型頭痛22.3%, その他9%)とされています。計算すると、日本の頭痛人口は約4000万人、片頭痛患者は約840万人いると推定されています。
片頭痛は痛みの程度が強く、片頭痛患者の実に74%の人が頭痛により日常生活に何らかの支障を来しています(寝込んだり、日常生活にかなりの支障がある)。それにも関わらず、医療機関を受診したことのある人は約30%に止まり、70%の人は医療機関を1回も受診したことがないことも分かっています。
頭痛の中には、命に関わる危険な二次性頭痛もあります。また命の危険性はない一次性頭痛であっても、痛みのために仕事の効率が落ちたり、家族との時間を楽しめなかったりなど、その損失は莫大なものになっていることが推定されています。
当院の医師は、日本頭痛学会認定の頭痛専門医です。正確な知識に基づく頭痛診療をご提供いたします。
「たかが頭痛」とは思わず、お気軽に、いつでもご相談ください。
頭痛診療の流れ
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初診受付初診時に「頭痛問診表」にお答えいただきます。
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予診次に看護師による簡単な予診(問診表の確認、血圧測定など)があります。
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診察・検査医師による診察。必要な検査(MRI,CT、採血など)を行います。
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治療結果を説明し、治療を開始します。